〜アストライアをExceed(超える)するアストライア〜

Fated Breaker FMX-X00-dC

Giustizia Sciabola Rossa Astraia Exceed

〜ジュスティッツァ・シャーボラ・ロッサ アストライア・イクシード〜

日本語訳  【正義の紅き剣 アストライア・イクシード】

 

〜静かなる誕生〜

 

ミニ四駆発祥の地、日本。
その日本でミニ四駆に関しての知識と技術を学ぶ為に海を渡る事となる。

イタリアのミニ四駆支援団体の援助もあり、無事に日本へと降り立ったアストライアとその持ち主。
まずは日本の首都である東京からその物語は始まる・・・。

東京での出だしは好調。
名も知らぬ日本のレーサーからもたらされたスーパーFMXシャーシの性能と、
アストライアの特殊なボディ形状から得られる強力な空力性能のお陰で勝ち続けていた。

日本のレーサーのレベルはこんなものか?
そんな考えが頭に浮かび始めた時・・・事は起きた。

日本に来てから数十日が経ったある日、
何時ものように先頭を走り、そのまま周回を重ねてゴール・・・そう思っていた。

だが、その日は違った。

高速で迫る1台のマシン・・・。
アストライアと同じナックルブレイカーをベースに作られた市販されていない特殊形状のボディ・・・。
そして・・・フロントに見えるスーパーXシャーシのバンパーと・・・
うっすら見える、本来ならばフロントに見えるはずのないギヤカバー。

相手は同じスーパーFMXシャーシ。

気が付けばすでにそのマシンはアストライアを軽々と抜き去り、はるか前方を走る。
必死に追い付こうとするが・・・一向に差は縮まらず、引き離される一方。

勝敗は決する。
謎のFMXマシンにかなりの差を付けられ大敗。

そのマシンに描かれた『F』の文字。
これが日本のFブレイカーとの初めての出会いであった・・・。


大敗を期した日から幾度となくセッティングを見直し、何度も何度も走る。
だが、彼の『F』に追い付く事は出来なかった。

それ所か日に日に速度は落ち・・・上位をキープする事さえも難しくなった。

そしてある日・・・無茶なセッティングがマシンの安定を奪い、大きくコースアウトする。
その衝撃で大切にしてきたFMXシャーシのバンパーは砕け、
アストライアのボディにも致命的なダメージを受けてしまう。

壊れたアストライアとFMXシャーシ・・・。
それを見つめて・・・復活を誓う。


数日後・・・・


新たなFMXシャーシ・・・プロペラシャフト部分に抵抗軽減と耐摩耗性を考えたベアリング搭載した新型FMXシャーシ。

そして・・・初代アストライアに比べて軽量化されたボディ。
さらに先鋭的となったボディラインが生み出す奇跡的なエアロ効果。

エアロボディでバリア効果を生み出すナックルブレイカーを今回もベースに、
ギヤケースを完全に覆い隠すだけでなく、ジェット効果や
フロントタイヤの起こす乱流を整流するために設けられたエアロ機構を搭載したフロントカウル。
さらにはボディ内部に取り込んだ空気の流れをナックルウィングへ導くエアスリット。
長く延びた大型リヤ垂直ウィングで安定性を。
リヤカウルは軽く、空気の流れをあえて後方へ受け流すように開けられたエアスリットを搭載したリヤカウル。

そして、初代アストライアを受け継ぐ長く延びたフロントノーズと強化チタンコーティング。


新たな正義の女神・・・正義の紅き剣を超える新たな剣・・・『AstraiaExceed〜アストライア・イクシード〜』を完成させる。


この頃から・・・。


アストライアのレーサーはより速さを求めるようになった。


そして出逢う3機のマシン・・・。
FatedBreakerシリーズ・・・・・・。

新たなアストライアは更なる激戦の地へと旅立つ事となる。

その地でどんなレースが繰り広げられるのか・・・。
それは時のみぞ知る・・・。

  ・・・・・・・っと、こんな感じな設定です。
本当にこのアストライア・イクシードは壮絶なレースを繰り広げたマシンになります。
・・・勝敗の結果は・・・まぁ、聞かないでください(苦笑)
此処では、第2のアストライア・・・アストライア・イクシードに使われているちょっとした技術と、
シャーシの特徴についてご紹介します。

 

第1の特徴 〜進化したフロントカウルのジェット効果〜

アストライアと同じように、フロントカウルはマックスブレイカーのフロントカウル部分を使用せず、

1からプラ板で形成しています。

そして、アストライアと比べ、大きく開いたエア排出口が幅広いエア排出を可能にし、

更に追加された2段目のエアスリットにより、空気をより多くジェット効果へ繋げる事が可能に。

 

第2の特徴 〜リヤカウルのジェット効果〜

ここも、アストライアと同じように軽量化も兼ねたエアダクトが設けられています。

フロントカウルの下部に新設したエアスリットから送られてくる圧縮空気を垂直ウィング前方から吸い込み、

さらに収縮された空気をこの部分から排出し、加速に大きく貢献します(笑)

まさに此処はジェット効果によって加速する為の最も重要な部分です。

 

第3の特徴 〜フロントカウルのタイヤ乱流整流効果〜

写真を撮る前に洗えばよかった(苦笑)

此処もアストライアから受け継ぎ、アストライアの最大の特徴とも言える、タイヤから生まれる空気の乱流を

ジェット効果へ変換する機構部分。

追加したフロントカウルのサイド部分を、元のナックルのフロント部分を板で繋ぐ事で、カウル強度を保っています。

 

第4の特徴 〜低重心ボディ〜

 

アストライアに比べ、若干車高は上がり気味になったものの、

基本的には低く低くという設計の元開発されています。

 

第5の特徴 〜各部エアスリットの追加〜

見て分かるように、アストライアと比べ、各所にエアスリットを設ける事で複雑な空力特性を得ると共に、

軽量化にも貢献しています。

特に、リヤカウル上部のエアスリットは黒い部分で揚力を得る為に設けられています。

 

第6の特徴 〜FMXーEXシャーシシリーズの使用〜

アストライア・イクシード用に新に開発したRedSaberのFMXシャーシです。

基本は今までのFMXシャーシと同じですが・・・大きく異なるのは『さらなる速度と技術の挑戦』(笑)

各種シャーシの画像をクリックすると、各シャーシの解説が見れます。

今回のアストライア・イクシードに使用されているEXWは、その製作工程も見れます。

 

1・FMX−EXT(フルベアテストフレーム)

2・FMX−EXU(フルベア型バンパー改良テストフレーム)

3・FMX−EXV(フルベア型対M4用フレーム)

4・FMX−EXW(フルベア型限界突破用フレーム)

 

 

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