誕生日　１０月１６日

身長164.5cm

瞳：赤 　髪：赤茶 　肌：普通

【基本設定：ＥＸeed前】

「有佳里・・・悪いわね・・・私の幸せの為に・・・。」

空漸司家の長女で、幼い頃から空漸司家に代々受け継がれてきた『空漸司流暗殺剣』の手ほどきを受けてきた。ゆくゆくは空漸司家の１３代目当主となる予定だったが、恋人の光（ひかる）との婚約を母親に反対された事により駆け落ちし、家を出る。その事により、由佳里は１３代目の権利を放棄し、東京のとある所で光と共に暮らす事に。ただし、神魔の戦争が起き、魔皇軍がギガテンプルムのＣＤＣ破壊の為に襲撃した際、東京騒乱の時に交戦していた魔皇軍の攻撃により、家は崩壊・・・光は由佳里を守る為に家の外へ放り出し、光は家の下敷きとなり死亡。

「・・・私の目の前に・・・立ち塞がるなら容赦はしないわ・・・あなたでもね？」

光が死亡してからは近くを彷徨い、生きる希望を無くしていた時に１人の導天使と出逢う。それが第３融機天使アリエイルであり、由佳里は魔皇軍への復讐を誓い、神帝軍へと身をおく事になる。そして空漸司流暗殺剣を使いこなし、空漸司家最強と言われたその腕を生かして旧高崎テンプルム第１守護小隊の小隊長として活躍する事となり・・・蒼嵐にて有佳里と再び再会する事となる・・・憎むべき敵同士として・・・。

「これで・・・良い・・・・これで私も彼の元へ・・・。」

由佳里は正直悩んだ。愛するものを奪われた魔皇軍への怒りと恨み・・・・それと同時に大切な妹が魔皇軍に居て自分と敵対する事・・・。妹の命を奪ってまで復讐に意味があるのか・・・悩みながらも、最後の対決の日が来る。

透き通る空、有佳里の殲騎と由佳里の神機巨兵は相打ちとなり森へ堕ち、その深き森の中で闘う事となる。初めは由佳里が優勢だと見えたが・・・この時の有佳里と由佳里の中では決定的に違うものがあった。

それは迷い。

有佳里は必ず生きて、姉を元の優しい姉へと説得し、共に生きるという強い意思と新たなる力・・・。一方、由佳里は復讐と妹との戦いへの迷いの間に挟まれ、その剣の腕にも迷いが現れ、最後には有佳里の剣が姉を捕らえ、有佳里が勝利する。

その後は神帝軍を離反し、【神に仇成す蒼き剣】として有佳里と共に戦う事となった。

神帝軍を離反した後は有佳里達と共にラグナロクに向かう事となるが、問題が一つあった。

それは、由佳里は聖鍵戦士である事・・・聖鍵戦士は導天使から感情エネルギーを受け取らなければ生きてはいけない。導天使はテンプルムから感情エネルギーを受けなければ同じく生きてはいけない・・・隠れ家には無論、テンプルムはない。

だが、由佳里のパートナー・・・アリエイルは普通の導天使ではない。そのお陰でテンプルムからの供給が無くても問題はなかった。

ラグナロクに来て、様々な人たちと出会い、由佳里も・・・神帝軍だった頃の復讐鬼の刺々しい感じは消え、元の空漸司・由佳里として自分を取り戻していった。

「私は・・・神に仇成す蒼き剣・・・由佳里。これからよろしくお願いするわ。」

元々、由佳里の性格は気が強いが内面は誰にでも優しい、みんなのお姉さん的存在を目指していた。神帝軍の頃は敵を倒す為だけに全てを注いでいたが、離反してからは素が出てきくる。ただし、戦闘の時には迷いや容赦はせず、その力を発揮する。

「・・・・・光・・・・最高のクリスマスプレゼント・・・・ありがとうね・・・・。」

夫の死から暫くして、自分のお腹に光との間の子が居る事が発覚。その子の名は夫の光（ひかる）の名をそのまま受け継ぎ、空漸司・光（ひかり）と名づけ、女で一つで育てていく。また、この頃からさらに性格が丸くなり・・・自分でも気が付かなかった天然キャラとしての姿が出てくる。

「くっ・・・！私は・・・・絶対着ないって言ったのに・・・！」

どこで道を間違えたのか、とあるキャラに似ているということでこんな格好をさせられる事に。

それからと言うもの・・・何かとコスプレをする事になるが、本人的にはそんなに嫌がる事はないが、天然が災いし多くの服を着る事に・・・。

由佳里は特に好き嫌いなどは無いが、どうしても苦手なものがお酒であり、一滴でも入ると倒れるほどの弱さである。

主な使用武器

【神聖十字剣】

神帝軍の時に使っていた剣。その材質はヴァーチャー級ネフィリムの装甲で出来ているというが、詳細は不明である。だが、その切れ味は抜群であり、生半可な鎧などではこの剣を防ぐ事はできない。由佳里は二刀流が基本なので、背中と腰に一振りずつ装備している。

【ホーリー・クロス・ソード　ＧＵＮ・ＤＲＩＶＥ】

寿命のきた聖十字剣を第１融機天使メキエイルが大幅に改造した剣。剣に銃機構が組み込まれ、剣の根元部分にあるシリンダーに神輝力を圧縮して入れたカートリッジ（神輝カートリッジ）を装填し、柄の部分のトリガーを引くと剣先から高出力のエネルギー弾を発射する事ができる。また、発射せずに剣自体に纏わせ威力を上げる事も可能。ただし、次の装填から発射までの間隔が冷却の為に５分位あり、カートリッジも１発ずつの装填なので連続しようは出来ないようになっている。

主な使用技

【空漸司流ニ刀暗殺剣・『命滅』】

命を滅するという名を持つ暗殺剣。片方の剣で相手の武器を叩き落とし、もう片方の剣で相手を斬るという動作をほぼ同時に行なう。

【空漸司流ニ刀暗殺剣・『牙穿撃』】

基本的に気配を消し、死角からの突き攻撃である。だが、確実に命を奪う為に同じ場所を２度突き刺す事が基本となり、素早く１刀目の突き刺しと引き抜きを行い、もう片方の剣を捻じ込むように刺す。

【空漸司流暗殺剣・『輝衝斬』】

相手との間合いを広く取り、突撃後に相手の武器ごと斬り裂く。基本的に加速して武器の重さと加速度をプラスして打ち込むことにより、相手の防御を崩し、その身体を斬る。これは攻撃だけではなく、間合いを詰める為にも使用する。

【空漸司流ニ刀暗殺剣・『閃空斬』】

跳躍し、上段から叩き斬る技であるが、斬撃の前に二つの剣同士をぶつける事で火花による閃光と共に空気を超振動させ、相手の三半規管に強制的な振動を与える事で平衡感覚を狂わせ、隙を発生させる。

【空漸司流二刀暗殺剣・『輝煉波動閃』】

刀身に闘気を注ぎ込んで、気の波動を放つ中距離攻撃。由佳里の場合、聖鍵戦士である為に神輝力をこめる事で魔属に対する攻撃力が飛躍的にＵＰする。

【空漸司流暗殺剣秘奥義・『暗闇の死旋風』】

空漸司流暗殺剣術の組み合わせで行なわれる究極奥義。『輝煉波動閃』⇒『輝衝斬』⇒『命滅』⇒『牙穿撃』⇒『閃空斬』の順番で一気に行なう。その際に動きが見えず、黒い影が旋風のように駆け巡る事から『暗闇の死旋風』と呼ばれる。

ヴァーチャー級ネフィリム・カスタム　　ファルクシルファー

【スペック】

自分専用にカスタマイズされたヴァーチャタイプの専用カスタマイズネフィリム。両肩に剣を収納する鞘が付けられており、この二本の剣【神聖十字剣（ネフィリムサイズ）】で空漸司流二刀暗殺剣をあやつり敵を瞬殺する。また、パートナーのアリエイルのサポートによって特殊ＳＦで中〜遠距離攻撃をカバーし、その射撃系の技はアリエイルが担当している。ヴァーチャー級とは言っているが、権天使の使うヴァーチャー級ネフィリムの基本スペックよりは下であり、パワー級ネフィリムの約３騎分の能力位である。