キャラクターNo.10   第3融機天使 アリエイル・ブリュンヒルド

融機天使Aシリーズ  女

誕生日 4月24日

身長158.2cm

瞳:青  髪:金  肌:色白

【基本設定:EXeed前】

「貴女も・・・迷っていらっしゃるのですね・・・私の・・・聖鍵戦士様・・・。」

人工熾天使製造計画・・・【メシア・プロジェクト】によって生み出された3番目の融機天使。生命コントロール能力を持ち、生命エネルギーのコントロールが可能で、自らの神輝力エネルギーを相手に譲度したり、吸収したりと、生命力を自在に操る【エンジェルコア・生命の源の魂】を埋め込まれている。融機天使の研究施設から脱出した後、自らの夫を亡くし・・・生きる気力を失い、崩れた家の前で呆然と空を見上げていた空漸司・由佳里と出逢い、洗礼。彼女のパートナーとして共に旧高崎テンプルムへと向かう事となる。性格的には大人しく、温厚であるが自分よりも相手の事を考えてしまうなど、マイナス思考の部分が多い。しかし、大切な者を守る為に懸命に戦う。

「魔に属する者よ・・・・・・神聖なる力の前に・・・・・浄化せよ・・・。」

由佳里と共に、自分の使命として魔に属する者を狩っていく。だが、その行為にアリエイル本人は疑問を感じていたが、関係の無い一般市民が戦いの犠牲になっていくのが許せず、早期終結させる為に魔属狩りを続けていく。また、それはパートナーの由佳里の生きる理由・・・魔属への復讐というのを無くさない為に・・・心を痛めながらも刃を振るう。

「・・・・・・もう・・・・戦わなくて・・・良いのですね・・・・?」

由佳里が復讐を捨て、妹の有佳里と共に神帝軍へと剣を向ける事になった時、アリエイルは姉妹同士で殺しあう悲劇を回避できた事に胸を撫で下ろすが、それは同時に同属の者達に刃を向けるという辛い選択をする事となる。だが、アリエイルは迷う事無く、自らが信じる由佳里と共に新たなる戦いの道を・・・歩む。

第3融機天使であるアリエイルは、完全に神輝力によって稼動し、能力的にかなりバランスが良く、特に神輝力を使用する特殊技系が強く、生命力の供給・吸収能力を持ち、神化モードも最終段階のレベル4まで行なえる。ただし、精神面で脆く、神輝力の上限がかなり低いと言う特徴がある。

 

 

【基本設定2:EXeed】

神帝軍から離反する事で、テンプルムからのエネルギー供給は受けられなくなったが、アリエイルは融機天使と言う特別な導天使・・・。

その為、テンプルムからの供給を受けずとも行動が可能で、周囲や自分の『幸せ』の感情があればエネルギーの補充が可能である。ただ、補給上限が少なく、神化等を行なうとあっという間に消耗し、酷くなると吐血などをして苦しむ事もしばしばある。

「元・導天使の・・・・・アリエイルです。」

神帝軍から離反した事で、堕天使の烙印を押されてしまうが、前述の通りアリエイルはその事を後悔しておらず、大切な人とも出会い・・・幸せな毎日を送っている・・・。また、初対面の人に出会った時の自己紹介では元・導天使と言うのと、姓名であるブリュンヒルドとは名乗らない。これは本当に信用し、大切に想っている者にしか明かさない名であるからである。

「全ては・・・私の責任です・・・・・・・・。」

アリエイルはその身に宿す融機天使の魂の源・・・『エンジェルコア・生命の源の魂』の影響を強く受け、どうしてもマイナス思考や自虐行動に走り、全てを自分で背負おうとする節が多々ある。自分でも治そうと努力するが、その努力は報われる事なく・・・周りへと良くも悪くも影響を与えてしまう。

「生きていれば・・・・・・その内良いこと・・・・ありますよね・・・・?」

マイナス思考の影響もあってか、情緒不安定になることもあるが、それでも懸命に頑張ろうとは努力している。戦いを好まず、それを回避するためには自分の事は後回しにし、自分の意見を隠す。

これでも、一児の母親であり、娘の名はフェリエイル。母親のアリエイルとは異なり、かなりのプラス思考であり、活発的である。

 

 

使用武器・技データ

主な使用武器

【聖槍・ブリュンヒルド】

魔を滅する為に開発された聖槍であり、魔属に対しての攻撃力はかなりのものである。

主な使用技

【ミカエル・ソード】

腕に高密度の神輝力で形成されたエネルギーブレードを発生させる。このミカエル・ソードは物質の原子的結合を断つ事により両断するタイプのものであるが、魔属等で抵抗力を持つものには通用せず、普通の剣と同じような扱いになる。

【フェザー・バレッド】

翼の羽根に神輝力エネルギーをコーティングし、銃弾のように撃ち出す。

【ライトニング・エッジ】

腕で円を描く事で魔法陣を形成し、その魔法陣から大きな刃状の電撃弾を撃ち出す。かなりの高攻撃力を誇るが、発動まで時間が掛かる。

【ホーリー・ナイト・ソードブレイカー】

空中に無数のエネルギーソードを形成し、一気に相手へと飛ばす攻撃で、ミカエルソードとフェザーバレッドの複合技。

【神化モード Lv2〜4】

額のサークレットで押さえている莫大な力を、サークレットを外す事により開放する。それにより眼が金色に変化し、頭に天使の輪が出現する。また、背中の翼が機械的な6枚の翼に変化する。神化する事により、全ての技の攻撃力が3倍(Lv2)となり、スピードや防御力も2倍(Lv2)以上に跳ね上がる。ただし、神化は大量のエネルギーを消耗するので長時間の神化モードは出来ず、使用後は動けないほどである。あまり使うと寿命を縮める事もある。

 

  融機天使共通設定

融機天使とはネフィリム製造技術を活かし、通常の導天使の品種改良・生体改造を行なって人工的な「熾天使」を作り出すであり、その方法は導天使にネフィリムの機械的な部分を有機結合させる事と、特殊な能力を秘める「エンジェルコア」を埋め込む事により完成する。
ただし、この融機天使を生み出す計画。「メシア計画」はその素体自体は完全にネフィリム技術との融合を果たすが、エンジェルコアの力には今の状態で素体自体が耐え切れないと判断され、一つのエンジェルコアを能力ごとに6つに分け、6体の融機天使を作り出し、この6体の内の1体がその他の5体を葬れるようになれるまで成長をすれば究極の融機天使が誕生すると予測され、プロジェクトは進んでいく。
だが、プロジェクトが佳境を迎える前に実験体の1体である第1融機天使・メキエイルは自らが実験体である事を知り、研究施設のあるテンプルムから脱出。その際に研究施設の一部を破壊。乗じて魔皇達の攻撃もあり、小規模だったこのテンプルムは失墜。

この事により完全にプロジェクトは停止し、神帝軍の中でも覚えているものは誰一人も居なくなった・・・。

 

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