キャラクターNo.9 第2融機天使 シリュエイル・ブリュンヒルド
融機天使Aシリーズ 女 誕生日 6月12日 身長162.8cm 瞳:緑 髪:金 肌:色白 【基本設定1】 「・・・・・・私・・・・・シリュ・・・エイル・・・・・。」 人工熾天使製造計画・・・【メシア・プロジェクト】によって生み出された2番目の融機天使。精神干渉能力を持ち、相手の精神状態や記憶などに干渉し、生きる気力でさえ失なわさせる事も可能な恐ろしい能力を持っている・・・精神を自在に操る【エンジェルコア・精神の源の魂】を埋め込まれている。融機天使の研究施設がメキエイルによって破壊され、メキエイルとアリエイルが脱出したのに対し、自らの精神状態が不安定なシリュエイルは封印処置をされていたので逃げ出す事は出来ず、テンプルムと共に地に堕ちる事になる。活動していた時もあり、その時の性格は・・・安定している時は非常に頼りになるお姉さんタイプな優しい性格だが、いざ精神状態が崩れると何をするか分からない危険な存在となっていた。 暴走した彼女を止める為に何人もの聖鍵戦士と導天使、研究員が犠牲となった。 「あなたの・・・命は重い・・・?それとも・・・・軽い・・・・?」 精神が安定している時は他人を傷付ける事を拒んでいるが、精神状態が崩れると他人の命には全く重みを感じず、その者の精神を破壊したり狂わせたりするだけでなく、偽りの記憶を植えつけて自殺に追い込んだりする。その様子を見て微笑みながら楽しむという猟奇的な面を露とする。ただし、精神状態が安定している時のシリュエイルは不安定状態にある時の事を全く覚えていない。 「・・・私は・・・虫けらの如き・・・・哀れな姿・・・・・・。」 ほぼ二重人格のようなシリュエイルは、初めのうちは精神不安定状態になる事はそうはなかったが、時間が経つにつれてその間隔が短くなってくる。その為、融機天使の開発主任者はシリュエイルの封印処置を行い、無期凍結処分を決定する。その処置の際もシリュエイルは微笑みながら凍結処理されたという。その時に用いられた装置を応用したのがラグナロクに建設された『緊急水晶封印装置・天使の丘システム』である。 第2融機天使であるシリュエイルは、神輝力に加えて未知のエネルギーであった魔暗力をプラスされた特異体の試験体。ただし、実際の活動は神輝力で行い、魔暗力は精神干渉能力に主に使用されるという補助的なものであった。身体能力的にはバランスが良く、白兵戦闘もそつなくこなせるように設計されており、神化モードもLv2まで行なえた。 |
【基本設定2】 凍結処理を施されたまま地に堕ちたテンプルムの中、誰にも発見されること無く眠っていたシリュエイルであったが、第二次ラグナロク襲撃事件の黒幕である仮面の天使によって再起動される。 その際、精神面に若干の改良を加えられ、精神の不安定さは抑えられたが・・・仮面の天使の手駒として調整され、他の融機天使・・・メキエイルとアリエイルのエンジェルコアを奪う為の刺客として襲撃に参加する事になる。 「行きなさい・・・あなた達・・・・命の元に完遂せよ・・・。」 仮面の天使の手駒として復活したシリュエイルは多くの聖鍵戦士や導天使の精神に干渉して指揮系統を全て自分に回す事でラグナロク襲撃に貢献し、統制のとれた動きによって多くの施設を制圧。その為、各場所に散らばった聖鍵戦士達の目を通して抹殺対象である融機天使のメキエイルとアリエイルを探し出す事に成功する。 「死ぬ事・・・それは必然であり・・・恐れる事はありません。」 初めの標的としてシリュエイルはアリエイルのエンジェルコアを奪う為にアリエイルに攻撃を加えることに。その時の戦いは凄まじく、アリエイルと共に戦っていた仲間を含め、1対複数と言う不利な戦闘状態であったが、神化モードLv2の力は伊達ではなく・・・アリエイル達を追い込んだ。 「・・・・・・私の妹・・・・アリエイルを・・・・宜しくお願いします・・・・。」 アリエイルの決死の覚悟で行なった攻撃により、シリュエイルの身体は滅ぶ事になる。しかし、同時に自らの生命維持に使用していた神輝力さえも使い切り、あとは光の粒子となって消えるだけとなってしまったアリエイル。そのアリエイルに自らに残った全ての力を注ぎ込み、アリエイルの命を救う。 これが、シリュエイルの最後であり、最初で最後に見せたシリュエイルの罪滅ぼしだった。
そして、シリュエイルのエンジェルコアはラグナロクの深き森の中に消えるが・・・新に目覚めた第4融機天使アリスエイルによって回収。新たな戦いの武器としてそのコアを使用されることになる。 |
使用武器・技データ 主な使用武器 【聖鎌・アヴァロン】 魔を滅する為に開発された聖鎌であり、魔属に対しての攻撃力は計り知れない。ただし、シリュエイルはこの鎌を使うことは少なかった。現在は融機天使の研究施設の奥で眠っている。 主な使用技 【ミカエル・ソード】 腕に高密度の神輝力で形成されたエネルギーブレードを発生させる。このミカエル・ソードは物質の原子的結合を断つ事により両断するタイプのものであるが、魔属等で抵抗力を持つものには通用せず、普通の剣と同じような扱いになる。 【フェザー・バレッド】 翼の羽根に神輝力エネルギーをコーティングし、銃弾のように撃ち出す。 【ライトニング・エッジ】 腕で円を描く事で魔法陣を形成し、その魔法陣から大きな刃状の電撃弾を撃ち出す。かなりの高攻撃力を誇るが、発動まで時間が掛かる。 【神化モード Lv2オーバーロード】 額のサークレットで押さえている莫大な力を、サークレットを外す事により開放する。それにより眼が金色に変化し、頭に天使の輪が出現する。また、背中の翼が機械的な6枚の翼に変化する。神化する事により、全ての技の攻撃力が3倍(Lv2)となり、スピードや防御力も2倍(Lv2)以上に跳ね上がる。ただし、神化は大量のエネルギーを消耗するので長時間の神化モードは出来ず、使用後は動けないほどである。あまり使うと寿命を縮める事もある。シリュエイルの使ったのはオーバーロード状態であり、使用後は戻る事ができず、捨て身の神化状態である。その際、身体はエネルギー体となるので物理攻撃が全く通用しなくなる。 【精神干渉〜マインド・インタラプト〜】 シリュエイルの持つエンジェルコアの特殊能力で、相手の精神・記憶に干渉し、その書き換えや破壊等を行う事ができる。ただし、その発動までにはかなりの時間を要し、精神が安定している状態の者に対しては抵抗される事が多く、確実に精神干渉を行なうには事前に精神状態を崩しておく必要がある。使用が難しいが一度掛かれば死を免れる事は難しいといわれる恐ろしい能力。元々は民衆に絶対的服従心を植えつける為の能力として開発された。 |
融機天使共通設定 融機天使とはネフィリム製造技術を活かし、通常の導天使の品種改良・生体改造を行なって人工的な「熾天使」を作り出すであり、その方法は導天使にネフィリムの機械的な部分を有機結合させる事と、特殊な能力を秘める「エンジェルコア」を埋め込む事により完成する。 この事により完全にプロジェクトは停止し、神帝軍の中でも覚えているものは誰一人も居なくなった・・・。 |