誕生日　５月１６日

身長163.1cm

瞳：緑 　髪：銀髪 　肌：色白

【基本設定：ＥＸeed（改心前）】

「私は・・・・第５融機天使・・・・シリュディエイル・・・・・・。」

人工熾天使製造計画・・・【メシア・プロジェクト】によって生み出された５番目の融機天使。アビリティキャンセラーという能力を持ち、ありとあらゆる特殊能力や魔力、神輝力を使った技等を無力化させる【エンジェルコア・漆黒の消去の魂】を埋め込まれている。第２次ラグナロク襲撃の際に現れたパラレルワールドからやってきた狂気に染められた仮面の天使・メキエイルの力により、ストップしていた開発を秘密裏に再開させられ、完成した融機天使の完全体の１人である。元となる導天使がアリエイル達と違う為に髪の色などが全く違う。

白兵戦闘能力は脆弱で、耐魔・耐神能力も弱いが、その特殊能力と高い射撃センス、天才的な戦略構成によって戦闘をこなす。

「・・・・・・・・・平和・・・・それを崩す・・・・・。」

ラグナロクに侵入したメデュリエイルの双子の姉である彼女は、ラグナロク内で侵略の準備を整えるメデュリエイルに対してシリュディエイルは外で基地全体の動きを監視するという役を負っていた。２人で共に他のエンジェルコアを奪う・・・その目的の為に動いていた。

「時は満ちた・・・・・メデュリエイルと共に・・・・・エンジェルコアを頂く・・・・。」

内部に侵入していたメデュリエイルと合流し、宣戦布告するシリュディエイル。しかし、シリュディエイルはメデュリエイルの心の変化を遠目から気付いており、いつかは自らの元から去っていく事を感じていたが、それでも妹であるメデュリエイルを信じてラグナロクの者達と対峙する事を止めはしなかった。

「・・・・・そういう事・・・・・なら・・・もう貴女は・・・・要らない。」

メデュリエイルと共に他のエンジェルコアを狙って戦いを仕掛け、第４融機天使アリスエイルを追い込むメデュリエイル。しかし・・・メデュリエイルはラグナロクの者達やその仲間達と多くの時間を過ごしすぎた。その為にアリスエイルへの攻撃と手を止め、メデュリエイルから戦闘の中止を提案されるが・・・無防備になったメデュリエイルを胸をその腕で貫き、メデュリエイルのエンジェルコアを奪い取り、メデュリエイルとは決別する事になる。

「これが・・・・・エンジェルコアの力・・・・はは・・・あはははは！！」

メデュリエイルの裏切りに、彼女を見限ったシリュディエイルはメデュリエイルのエンジェルコアを奪って一時撤退する。そして、再びラグナロクの地に現われ・・・今まで一緒に居たメデュリエイルと天使の丘にて対峙する。しかし、シリュエイルのコアによって命を取り留めたメデュリエイルだったが、完全に戦闘向きだったメデュリエイルとシリュディエイルのコアを両方備えたシリュディエイルには到底敵うはずがなかった。しかし、メデュリエイルを慕うもの達によってシリュディエイルは動きを止められ、最後はメデュリエイルの一撃によって絶命。その身体は光の粒子となって消え、残ったのはエンジェルコアだけであった。

「まだ・・・・私は生きている・・・・・メデュリエイルの中で・・・・・・。」

身体を失ったシリュディエイルであるが、その魂はまだエンジェルコアの中で健在であり、メデュリエイルの身体を借りて実体化も可能である。

性格は冷静沈着で自らは口を開く事は少なく、話し方も途切れ途切れの会話で必要以上に語らない。そして、あまり他人に関しては関心が無く、そっけない事が多い。しかし、メデュリエイルの中で生きる事となり、多くの人達と出会い、話していく内に打ち解けてきて・・・いるはず。

色気溢れるお姉さんタイプのメデュリエイルとは正反対で物静かな知的お姉さん系である。自称・融機天使内１番のナイスバディのメデュリエイルに対しては・・・若干大きさは足りないものの、理想的でバランスの良い体型をしている。

好物という好物は無いが、何故か和風の料理を好んで食す。弱点としては身体的能力的には脆弱性がある。

主な使用武器

【魔導銃・レギオンブラスター】

片持ちの大型魔導銃。レギオンブラスターの内部にメキエイル・ドライヴが内蔵され、魔暗力によって永久稼動する。攻撃力はそれほど高くなく、射程も長くは無いが扱いやすく、基本的に誰でも使用可能な銃。ただし、これも対天使用の武器として開発されている為、導天使や導天使を元に改良された融機天使などにはダメージが増加する。

シリュディエイルはこの銃を２丁所持している。

【魔導砲・レギオンバスター】

両手持ちの大型魔導ライフル。レギオンブラスターとは異なり、カートリッジ式の高出力、超遠距離用のライフル。これも対天使用兵器であるが、それ以外の者にも絶大なダメージを与える事ができるライフルだが、ほぼシリュディエイル用の武器となっており、シリュディエイル以外が扱うとその真価を発揮できない。

主な使用技

【ルシファー・ブレード】

腕に高密度の、魔暗力で形成されたエネルギーブレードを発生させる。このルシファー・ブレードは物質の原子的結合を断つ事により両断するタイプのもので、神魔属等で抵抗力を持つものにもアリエイルのミカエル・ソードよりは効果がある。

【フェザー・バレッド】

翼の羽根に魔暗力エネルギーをコーティングし、銃弾のように撃ち出す。

【魔幻ゲート】

一種の転移ゲートであり、一度見たところならば瞬時に移動が可能である。また、相手の攻撃などを吸収することも出来るが、必ず何処かに放出しなければならない。メキエイルのとは異なり、展開に少々時間が掛かる。

【魔神化モード】

額のサークレットで押さえている莫大な力を、サークレットを外す事により開放する。頭に漆黒の天使の輪が出現する。また、背中の翼が機械的な６枚の翼に変化する。魔神化する事により、全ての技の攻撃力、スピードや防御力も飛躍的に跳ね上がる。魔暗力は空間中の全てのエネルギーから変換する事が可能である為、エネルギー切れを起こす事がない。ただし、変換スピードより上回るほどの消耗をすれば当然疲労が出る。

【能力無力化〜アビリティ・キャンセラー〜】

シリュディエイルの特殊能力で、赤い光のようなものを発生させ、その光に接触するとあらゆる特殊能力といわれるものが強制解除・強制消去される。このアビリティキャンセラーの前ではいかなる強力な技でも消去されてしまうが、物理攻撃に対しては全く防御能力が無い。また、このアビリティキャンセラーの発生できる時間は数分だけであり、次のキャンセラーを発動させるにも多少のタイムラグが発生する。

融機天使とはネフィリム製造技術を活かし、通常の導天使の品種改良・生体改造を行なって人工的な「熾天使」を作り出すであり、その方法は導天使にネフィリムの機械的な部分を有機結合させる事と、特殊な能力を秘める「エンジェルコア」を埋め込む事により完成する。
ただし、この融機天使を生み出す計画。「メシア計画」はその素体自体は完全にネフィリム技術との融合を果たすが、エンジェルコアの力には今の状態で素体自体が耐え切れないと判断され、一つのエンジェルコアを能力ごとに６つに分け、６体の融機天使を作り出し、この６体の内の１体がその他の５体を葬れるようになれるまで成長をすれば究極の融機天使が誕生すると予測され、プロジェクトは進んでいく。
だが、プロジェクトが佳境を迎える前に実験体の１体である第１融機天使・メキエイルは自らが実験体である事を知り、研究施設のあるテンプルムから脱出。その際に研究施設の一部を破壊。乗じて魔皇達の攻撃もあり、小規模だったこのテンプルムは失墜。

この事により完全にプロジェクトは停止し、神帝軍の中でも覚えているものは誰一人も居なくなった・・・。