開発日　６月１日

身長152.2cm

瞳：赤茶 　髪：赤茶 　肌：普通

【基本設定１】

「正式名称・・・Revolution of machines type Akari No.01 Proto type・・・・・ライティエッタ・・・・。」

第１融機天使メキエイルによって開発された、超高性能ＡＩを組み込み・・・ＲＹシリーズの後継機として作られた空漸司・有佳里の姿をした超接近戦闘特化型機械人形。戦闘時には白兵戦を行い力を発揮するが、普段は基地内の掃除や雑用などメイド的な活動を行なう。

「あなたのその能力では・・・不可能と判断いたします・・・・・・。」

性格的には寡黙なことが多いが、対人コミュニケーション能力は低くなく、非常に丁寧で礼儀正しい。ただ、これは予めプログラムされた性格であり、メキエイルが求めた完全自己感情の発生は今の所ない。ＲＹシリーズの１号機でもあるファステルのように完全に人間のような感情表現を自己の判断によって表現できるようになるにはまだまだ時間が掛かりそうである。

「・・・・・命令確認・・・・・・実行に移します。」

ロールアウト初期のライティエッタは出された指示を即座に実行し、完璧にこなす。それがいかに無茶であろうとも命令に従い実行しようとする本当の人形のような動きをする事が多かった。しかし、数々の人物との出会いによって少しは余裕が持てるようになったのか、自らの判断で命令に対して判断し、命令違反にならない程度にアレンジして実行したり、他の仲間に救援を求めるなど幅広い判断能力を発達させ、人形というイメージを捨てつつある。

「この服ですか・・・・？この服は防御力向上用の追加装甲です。」

ライティエッタの装備には何時も最新の技術とパーツが試験的に取り付けられ、そのスペックを日々向上させている。ただのメイド服に見える服装も、布のようにしなやかだが耐久性を向上させる特殊魔力付与強化装甲であり、魔皇殻のマルチプルミサイルの直撃にも２、３発なら耐える事ができる。ただし、この強化装甲を身につけている時の重量はかなり重くなり、装甲の重さだけで３ｔを超える。高機動戦闘の場合はこの追加装甲を排除して機動力を上げる。

「擬似・・・・魔幻ゲート・・・展開。あなたの遠距離攻撃は無意味です。」

特殊機構としてＲＹシリーズの３人娘にも搭載されている擬似的に魔幻ゲートを発生させる擬似魔幻ゲート発生装置【メキエイル・ドライヴ】もライティエッタは搭載している。しかも、ライティエッタのメキエイル・ドライヴは強化型のＶｅｒβで、展開速度が大幅に向上している。ただし、エネルギーを多く喰らってしまう欠点がある。ライティエッタは遠距離攻撃の回避の為だけでなく、このゲートを使って敵の零距離へ瞬間移動して攻撃を加えるという攻撃方法の為にもしようする。

「・・・・・・私の動力源・・・・・それはあらゆる物質から取り出すことができます。」

基本的に動力源はＲＹシリーズと同じ【エレメンタル・コンバータ】を用いてあらゆる物質(空気などを含むあらゆるもの)を魔暗力の力によって使用できるエネルギーに変更し、超高電圧を作り出して全身を駆動させている。ライティエッタの場合、改良型のエレメンタル・コンバータが搭載されている為、エネルギー変換効率がかなり向上している。半永久的に駆動できるシステムになっているが、その高い電圧の為に内部配線や内部メカの保護の為に１日１回の４〜６時間の機能停止時間が設けられている。いわゆる人間でいうならば「睡眠時間」と同じである。定期的なメンテナンスや部品交換が必要である。

主な使用武器

【超硬度ネフィリムブレイカー】

ネフィリムの装甲と同じ材質の剣。その刃は高精度で磨き上げられているだけでなく、魔力を原子レベルで付与しているので余程な事が無い限り弾かれたり折れたりはしない。ただ、若干斬るというより叩き潰す感がある両刃剣。重量は１本で１３０ｋｇ。

主な使用技

【発輝掌】

拳に高電圧を集中させ、超高熱化させたパンチを繰り出す技。威力的にはかなりのものがあるが、材質の疲労を考えるとそうそう使えるものではない。

【ウィングセイバー】

機械翼を展開し、ブースト機能を使って加速して機械翼を刃として敵へ突撃する。

【擬似魔幻ゲート】

擬似的に魔幻ゲート(※第１融機天使メキエイルの項を参照)を発生させて攻撃の回避、または瞬間移動による奇襲攻撃を行なう。