超大径タイヤ制作方法
タミヤの公認競技会規則のタイヤ直径35mm限界までサイズアップするのが最近の主流。
他のサイト様でも作り方は書いてあるけれども、ここでもその制作方法を記しておきます。
役に立てれば幸いです。
1・材料準備
超大径タイヤを作るには最低でも以下のものが必要になってきます。
1・ラジ四駆用ロープロファイルタイヤorエアロミニ四駆キット付属小径タイヤ(マックスブレイカーなどのワイドで薄い小径タイヤ)
2・マイティミニ四駆キット付属大径タイヤorカーボン入り大径ホイールのシリコン大径タイヤ
3・ゴム用接着剤(シリコン大径を使うのなら、見た目の為にも透明の接着剤がオススメ)
4・紙ヤスリ(タミヤのフィニッシングペーパー #180 #400 #1500の3種類があると作りやすい)
2・ロープロファイルタイヤ又は
エアロミニ四駆小径タイヤを大径ホイールにセット【インナータイヤ制作】
ロープロファイルタイヤならそのままつければ良いんだけど、エアロミニ四駆用のタイヤを使う場合は少しお湯で温めてから、伸ばしながらはめる。
※エアロミニ四駆小径タイヤははめた後、パーティングラインより外側辺りで切る(タイヤの中心辺りにある線・・・新品には必ずある)
大体、1cmになるように切ります。
1・大径ホイール(幅の小さい方)にはめ、
ワークマシンに取り付けて回転させながらデザインカッターで少しずつ切っていく
※一気に切ろうとせず、何度も離しながら行なうと簡単に切れる。
⇒切った後
2・ロープロファイルタイヤ又は切ったエアロミニ四駆用小径ホイールをセットしたまま、
タイヤ表面を#180の紙やすりで少し荒らす
※上に被せる大径タイヤと接着剤での食い付を良くする為に行ないます。削りすぎずに、表面を荒らす程度で。
削りすぎると、大径タイヤを被せた後、寸法が35mm以下になってしまいます。
これでベースとなる【インナータイヤ】の完成です。
3・加工したインナータイヤの上に、大径タイヤ(アウタータイヤ)を仮付けしてみる。
※被せる大径タイヤもお湯に漬け、柔らかくして伸ばす。その時、全体的に均等に伸ばすようにする。
4・インナータイヤ全体に接着剤を付け、アウタータイヤを被せる。
全体的に密着させる為に揉む。
接着剤は横からはみ出るのは問題無しです。
※手に接着剤が付くけど・・・そこは我慢で(苦笑)
5・ラウンド加工の為に、パーティングラインを中心に3mm位のラインをマジックで書く。
※下の図の場合、線と線の間が約3mm
6・#180の紙やすりで両サイドを削り取り、ラウンド加工を施す。
※削る時は周りにかなりの削りカスが飛ぶので、眼には注意し、できるなら外でやった方がいいかも。
参考図1
参考図2
7・直径を35mmになるようにノギスで計測しながら調整し、
粗い面を#400⇒#1500で削り、綺麗にする。#1500は水を付けながら削るとさらに綺麗に。
※地面との接地面はあまり削り過ぎないように。
8・これを残り3つ作ります。この時、全てのタイヤが同じサイズになるようにしないと、
回転ロスが発生するので注意。