オリジナル・ボディ制作編
形成作業
プラ板のパーツをベースボディに貼り付けた後、パテなどによって形を整えます。
此処では、ポリパテ+ラッカーパテ(タミヤ ベーシックパテ)による形成と、
水研ぎによるパテの研削を紹介します。
1・垂直ウィングの飛び出たプラ板を削る
増長させた垂直ウィングの上面に飛び出た部分を削り、平らにする。
⇒削る
2・フロントカウルのはみ出たプラ板を削る
パーツ同士を貼り付け、側面に飛び出た部分を削り、平らにする。
3・プラ板同士の隙間にポリパテを盛る
フロントカウルや、垂直ウィングの部分に出来たプラ板同士の隙間にポリパテを盛り込む。
リヤ部分 フロント部分
これで、ポリパテが硬化するまで待ちましょう。
左が【TT−08 エクスカリバー】 右が【TT−08M 量産型エクスカリバー】・・・・って、全く同じものだけどね(苦笑)
4・ポリパテを削る
手順1
各所に盛ったポリパテを削ります。まずはカッターなどで大きな凸部を切り落とします。
※あまり削り過ぎないように注意です。深く削りすぎると、パテが一気に剥がれてしまいます。
手順2
紙ヤスリ(耐水ペーパー)の#180で「水研ぎ」します。
「水研ぎ」とは、水を付けながら磨く方法で、これを行う事により、紙ヤスリを長持ちさせ、
研削面の削りすぎ(水で洗い流している為、何処まで削ったか分かりやすい)を防止します。
※フロントカウルも同じようにして行ないます。
5・ラッカーパテ(タミヤパテ)を塗り込む
ポリパテだけでは埋め切れなかった細かい隙間や、水研ぎで現れた空洞などをこれで仕上げます。
手順1
ポリパテを塗った部分や隙間のある場所にラッカーパテを盛り、ヘラ(プラ板の切れ端などで可)で、
パテを隙間に押し込むような感じで塗っていき、できるだけ平らになるようにします。
※フロントカウルも同じようにして行ないます。
ラッカーパテは十分に乾かしてから次の工程へうつりましょう。
6・ラッカーパテを削る
乾いたラッカーパテを削っていきます。ただ、ラッカーパテは削れ易いので、
カッターなどは使わず、紙ヤスリ(#340位)で軽く水研ぎしていきます。
ある程度削ったら、#1500の紙ヤスリで水研ぎし、面を仕上げます。
これで、成形作業は完了です。
次はいよいよ塗装行程に入っていきます。