キャラクターNo.04   空漸司・光(くうぜんじ・ひかり)

聖鍵戦士  女

誕生日 7月5日

身長159cm

瞳:赤  髪:赤茶  肌:普通

【基本設定1】

「時を駆ける乙女剣士・・・此処に見参!!」

平行世界の未来からやってきた空漸司家14代目当主であり、空漸司・由佳里の愛娘。初めてやってきたのは同じく並行世界の未来で、第1融機天使メキエイルの魔幻ゲートを使った実験の際、その実験途中で魔幻ゲートが暴走・・・光とそのパートナーであるフェリエイルは暴走した魔幻ゲートに巻き込まれ、過去の世界に飛ばされた・・・っと、言っているが・・・。

「・・・この時代・・・私たちの結果と同じ・・・・・!!」

現われた現代で繰り広げられた第二次ラグナロク襲撃事件の事を知っており、ユニオン・レイヴァーの内部構造を詳しく知っている点、その言動の内容でも分かるように・・・実験の失敗で飛ばされたのではなく、実際は平行世界で起きた事象をなぞる様に現代の世界にやってきた。

しかし、その結果は最終的には異なり、新たな争いの種でもある・・・新たな融機天使の登場の事は知らなかった。第二次ラグナロク襲撃事件の黒幕である平行世界(現在と光の世界とも異なる平行世界)からやってきた狂気の仮面の天使・第1融機天使メキエイルの手によって凍結されていた第4融機天使アリスエイル、第5融機天使シリュディエイル、第6融機天使メデュリエイルの覚醒を促した。この3人の融機天使の襲撃時には自分の世界に戻り、その覚醒原因をメキエイルと共に探っていた。

「ママや・・・有佳里お姉ちゃんにも負けない空漸司流の使い手に私はなる!」

空漸司家14代目当主となる為に、幼い頃から母親である由佳里とその妹であり、空漸司家に伝わる魔剣・・・魔斬剣と神斬剣を受け継ぐ有佳里の手ほどきを受け、その小柄な身体からは想像できないほどの技の威力と切れを発揮する。その技はあの空漸司家最強と謳われた母の由佳里を遥かに凌ぐ。融機天使の覚醒状態(神化、魔神化)でも光は負ける事無く、対等に戦う事も出来るほどである。

 

 

【基本設定2】

第二次ラグナロク襲撃事件後、一時は愛機であり、次元航行を行う為に必要だったファルク・レイヴァーの修復の為に暫く現代に留まる事になる。

しかし、レイヴァーの修復が終わり、一度元の世界に戻っていたが・・・ちょくちょく遊びに現代に飛んできている。時代干渉などは起きておらず、光の世界とはかなりかけ離れた事象が発生する事となり・・・光が物事に関わるという事自体が現代にとって正しい姿となっている為問題は無かった。また、同時に現代の世界にのみ現われた融機天使の事について光の世界のメキエイルから調査を依頼されている。

「ん〜・・・説明すると長くなるんだよなぁ〜・・・・。」

性格的には穏やかで少々子供っぽい所があり、口調からもそれが見て取れる。たまにではあるが、人によってはこの口調が苛立つという事を知っているので大人っぽく話すことも出来るが・・・かなり疲れるらしい。また、この性格は母親の由佳里に影響されたのではなく、幼い頃から共に遊んでいたパートナーの天使・フェリエイルの影響を強く受けたと思われる。

「私さ・・・・・幼い頃には分からなかったけど、ちゃんと・・・・パパの事は理解してるよ。」

幼い頃は母親の由佳里の踏ん切りもつかなかった事もあり、父親が他界している事を知らなかった。父親を死なせた原因でもある魔皇軍の攻撃に対し、共に同じ基地で過ごす魔皇達に恨みを抱かないとは限らなかったと言う理由からも隠してはいたが・・・物心付いた時についに知らされることになる。

しかし、光はその話を聞いても魔皇達を恨む事は無く、これからそのような事が起きない為にも皆手を取り合って協力するべきと答えた。

「これが・・・ママの着ていた戦闘着・・・格好良いなぁ。」

光が18歳の時、母親の由佳里がかつて着用していた聖鍵戦士の戦闘着を部屋から発見。それに憧れて着てみるも・・・サイズが合わず、新調する事に。幼い頃にも模造して作ってもらった物を着ていたが、本物の戦闘着はこれが始めてであった。

鎧の部分はメキエイルによって新素材のテストもあり、以前の由佳里の鎧よりも強固で軽量化がなされている。しかし、その効果は身につける者の神輝力に波動によって構成を保っているので光以外には使用できない仕組みとなっている。もしも、他の者が見に付けると液体のようになって溶け落ちてしまう。

光の好き嫌いについて、好き嫌いは殆ど無いが・・・・どうしても苦手なものがあり、それは・・・酸っぱいものが苦手な子供舌。

 

 

 

  使用武器・技データ

主な使用武器

【神聖十字剣】

由佳里がかつて使っていた剣。その材質はヴァーチャー級ネフィリムの装甲で出来ているというが、詳細は不明である。だが、その切れ味は抜群であり、生半可な鎧などではこの剣を防ぐ事はできない。光も二刀流が基本なので、背中と腰に一振りずつ装備している。ただし、大分使われているために細部がボロボロである。

【ホーリー・クロス・ソード(H・C・S) GUN・DRIVEU】

由佳里が使っていたH・C・S GUN・DRIVEの改良型。剣に銃機構が大幅に改良され、剣の根元部分にあるシリンダーに神輝力を圧縮して入れたカートリッジ(神輝カートリッジ)を装填するが、この充填効率が大幅にアップし、かなりの高出力エネルギー弾を発射できる。また、発射せずに剣自体に纏わせ威力を上げる事も可能。次の装填から発射までの間隔が冷却が3分ほどで、カートリッジも12発装填になっているので連続使用も可能になっている。

【空漸司家宝剣・真魔斬剣】

魔を斬る剣の名を持つ黒銀のこの剣は、【神斬剣】と対をなす魔剣であり、使う者によって姿を変える。有佳里から受け継いだ光の場合、両刃の剣であるが、その重さは結構なものがある・・・光はこれを軽々と使い、重さをプラスして叩き切る。主に魔力が豊富に宿っており、使い方次第ではその魔力を利用し、相手の視界を奪う霧の発生・自らの気配を完全に消し去る事も可能である。その膨大な魔力を制御し、剣に宿る歴代の空漸司家当主の残留思念を外へと出現しないように抑えているのは、3代目当主・・・空漸司・影華である。

【空漸司家宝剣・真神斬剣】

神を斬る剣の名を持つ白銀の剣は、【魔斬剣】と対をなす魔剣であり、使う者によって姿を変え、魔斬剣と同じく、両刃の剣でその重さは結構なものがある。剣自体の破壊力(切れ味)が大きく、殆どの物質を両断できるらしいが、あくまでも神魔武器などを除く一般構造物(鉄やアルミなど、魔力や神輝力の付与がなされていないもの)に対しての話であり、それ以外にはそこまでの威力は発揮しない。特殊効果として使い主の力を強制的に上げる事も可能。その魔力を制御し、魔斬剣と同じく残留思念を抑えているのは初代当主の空漸司・影夜。

主な使用技

【空漸司流ニ刀暗殺剣・『命滅』】

命を滅するという名を持つ暗殺剣。片方の剣で相手の武器を叩き落とし、もう片方の剣で相手を斬るという動作をほぼ同時に行なう。

【空漸司流ニ刀暗殺剣・『牙穿撃』】

基本的に気配を消し、死角からの突き攻撃である。だが、確実に命を奪う為に同じ場所を2度突き刺す事が基本となり、素早く1刀目の突き刺しと引き抜きを行い、もう片方の剣を捻じ込むように刺す。

【空漸司流暗殺剣・『輝衝斬』】

相手との間合いを広く取り、突撃後に相手の武器ごと斬り裂く。基本的に加速して武器の重さと加速度をプラスして打ち込むことにより、相手の防御を崩し、その身体を斬る。これは攻撃だけではなく、間合いを詰める為にも使用する。

【空漸司流ニ刀暗殺剣・『閃空斬』】

跳躍し、上段から叩き斬る技であるが、斬撃の前に二つの剣同士をぶつける事で火花による閃光と共に空気を超振動させ、相手の三半規管に強制的な振動を与える事で平衡感覚を狂わせ、隙を発生させる。

【空漸司流二刀暗殺剣・『輝煉波動閃』】

刀身に闘気を注ぎ込んで、気の波動を放つ中距離攻撃。光の場合、聖鍵戦士である為に神輝力をこめる事で魔属に対する攻撃力が飛躍的にUPする。

【空漸司流暗殺剣第弐秘奥義・『煌きの連瞬牙』】

空漸司流暗殺剣術の組み合わせで行なわれる究極奥義の1つで『暗闇の死旋風』と対を成す。『輝煉波動閃』⇒『輝衝斬』⇒『牙穿撃』⇒『牙穿撃』⇒『閃空斬』の順番で一気に行なう。その際に動きが見えず、閃光が攻撃対象を何度も噛み付くように見える事から『煌きの連瞬牙』と呼ばれる。

その攻撃スピードは『暗闇の死旋風』をはるかに凌駕する。

 

 

神機巨兵データ

レイヴァー級オリジナルネフィリム  ファルクレイヴァー

【スペック】

メキエイルが独自に開発した今までに無いオリジナルのネフィリム。基本はファルクシルファーを元に製造され、内部には次元航行を可能とするメキエイル・ドライヴ・タイム・ダイバーが組み込まれている。この新機構により、あらゆるものを自己の任意的なエネルギーに変更できる魔暗力を使用することが出来るので、実質上永久機関を搭載している事になるため、エネルギー切れを起こす事は無く、その任意的なエネルギーに変換する技術を応用し・・・任意の物質へ変換も可能な機構に作り変えることで自己修復機能も兼ね備える。戦闘力はそのファルクシルファーを軽く凌駕し、究極のネフィルムとメキエイルは語るが、その詳細は今だ謎のままである。

 

戻る