キャラクターNo.11   第4融機天使 アリスエイル・ブリュンヒルド

融機天使Aシリーズ  女

誕生日 12月24日

身長156.9cm

瞳:青  髪:金  肌:色白

【基本設定1(改心前)】

「私は・・・唯一無比の融機天使になる者・・・アリスエイル!!」

人工熾天使製造計画・・・【メシア・プロジェクト】によって生み出された4番目の融機天使。自らの神輝力を使用して独自のサーバントを作り出し、召喚と送還が出来る特異的な特殊能力を持ち、そのサーバントを手駒として使役できる能力を持つ【エンジェルコア・眷属の源の魂】を埋め込まれている。第1融機天使メキエイルが研究所であったテンプルムを破壊、脱出した事で開発がストップしたメシア・プロジェクトだったが・・・残り3体の融機天使の素体は完成しており、特殊な養液に満たされた容器に浸されていたのがアリスエイルやシリュディエイル、メデュリエイルだった。

作りかけだった彼女らに・・・完成し、保管されていたエンジェルコアを埋め込んで目覚めるように仕掛けたのは第二次ラグナロク襲撃事件の黒幕・・・仮面の天使こと狂気に目覚めた平行世界のメキエイルであり、ラグナロクを制圧した後に目覚めるようにセットされ、保険のような感覚で手が加えられた。

「あんた達になんて負けない・・・・・みんな滅ぼしてやる!」

他の融機天使を憎むように記憶を操作されたアリスエイル。その為、目覚めてすぐに他の融機天使が存在するラグナロクへ向かって飛び立つ。ラグナロクの深い森にエンジェルコアの反応を頼りにやってきたアリスエイルは、そこで第二次ラグナロク襲撃時に森の中へ消えた第2融機天使シリュエイルのエンジェルコアを発見。それを取り込み、強力な特殊サーバントを引き連れてラグナロクへ攻撃を仕掛ける事となる。

「・・・・・わ、私は・・・・馬鹿じゃない!!」

ラグナロクを襲撃したは良いが、自らの甘さも重なってか何度か失敗を繰り返す。その中で、メキエイルやアリエイルが他の者によって襲撃されている所を救ったり、心境の変化が見られてきた。そして、最後の決着をつける為に空漸司・由佳里の精神状態が不安定になっている好機を活かし、由佳里を精神干渉能力で操り挑む。しかし、アリスエイルの最大の弱点である絶望的な身体能力の低さをカバーする事も出来ずに阻止される。

そして、負けた自分を殺すことなく、共に生きて行こうという言葉にアリスエイルは説得され、姉の融機天使達と共に暮らしていく事を決意する。

第4融機天使であるアリスエイルは、アリエイルと同じで完全に神輝力によって稼動、その神輝力のキャパシティは物凄く、アリエイルの約5倍は保有する。しかし、身体的能力は通常の導天使にすら及ばず、ほぼゼロに等しい。その膨大な神輝力は全てサーバントの召喚・使役に使用される。神化モードもLv1まで可能であり、より強力な特殊サーバントを長時間かつ大量に呼び出す事ができる。

ただし、神化モードによる身体的能力の向上は無い為、本人の脆さは変わらない。

 

 

【基本設定2(改心後)】

何度かラグナロクへ襲撃を仕掛けるが、全て失敗に終わり、皆の説得を受けて他の融機天使の姉たちと共に暮らす事を決意する。

「私は私の生きる道を見つける!」

アリスエイルは外見こそ第3融機天使のアリエイルにそっくりではあるが、その性格などを比べてみると正反対の事が多い。アリスエイルは活発であり、何事にも前向きに考えていく事が多い。身体的能力に劣る分、精神面では他の融機天使に遅れは取らず、気持ちだけは負けてない。

「私は・・・負けないからね!何時か・・・何時か追い抜くから!」

サーバント生成能力で戦闘力をカバーしているアリスエイルだが、何時かは姉のメキエイルとアリエイルや妹のメデュリエイルに追いつこうと努力している。その為か、ラグナロクの訓練所関連の管理を自ら行い、そのついでに日々特訓をしている。

 

「あれ・・・なんだか雑用ばかり・・・も、もしかしてパシリ!?」

なんだかんだと基地内の雑用仕事を押し付けられる事が多いアリスエイル。特に妹的な位置付けである第6融機天使メデュリエイルからのパシリが圧倒的に多い。身体的にも小振りでメデュリエイルに圧倒的に負けており、同じタイプの第3融機天使アリエイルのスリーサイズにも満たない。

そんな彼女でも特技があり、歌を歌うのが好きでその歌声もなかなかのもの。

 

 

  使用武器・技データ

主な使用武器

【聖弓・クロスフレイア】

長距離援護射撃する為にメキエイルの神魔研究所で開発されたエネルギー弓銃。非起動時は弦も何もない機械弓だが、起動するとエネルギー体の弦が発生する。また、中央の水晶体から高出力エネルギーの矢を発生させ、それを弓で撃ち出す。エネルギー弦の引き加減により威力と飛距離をコントロールできる。

慣れるまで時間を要するが、力の弱いものでも扱う事ができる武器。

ただし、弦や矢を形成するエネルギーは神輝力で行う為、神輝力の持たない者には使用できず、キャパシティが膨大なアリスエイルでなければ体力を大幅に削る事になる。

主な使用技

【ミカエル・ソードS】

腕に高密度の神輝力で形成されたエネルギーブレードを発生させる。このミカエル・ソードは物質の原子的結合を断つ事により両断するタイプのものであるが、魔属等で抵抗力を持つものには通用せず、普通の剣と同じような扱いになる。

アリスエイルの使用するミカエル・ソードはアリエイルのものと比べて短く、効果も小さい。

【フェザー・バレッド】

翼の羽根に神輝力エネルギーをコーティングし、銃弾のように撃ち出す。

特殊サーバント召喚術

【Lv1 オーバーロード・サーバント Bird】

機械の鳥の姿をした神輝力成形召喚型サーバント。知性を持たず、召喚主であるアリスエイルの指示により攻撃態勢に入る。指示は簡単なものに限られる。

小型であり、狭い場所や空からの強襲等で召喚される事が多い。単体では呼ばれず、軍勢で呼ぶのが基本。攻撃方法は基本的には『鉤爪』『嘴』『刃翼』。

【Lv2 オーバーロード・サーバント Leo】

機械のライオンの姿をした神輝力成形召喚型サーバント。多少の知性を持ち、指示も幅広く可能であり、物運びや人を乗せての移動など戦闘以外でも活躍できる。

中型で、最も召喚率が多いタイプ。空中への攻撃手段は持たないが、地上での戦闘力はかなりのもの。『爪』『突進』『噛み付き』等で攻撃する。

【Lv3 オーバーロード・サーバント Dragon】

機械のドラゴンの姿をした神輝力成形召喚型サーバント。高い知性を持ち、アリスエイルの管理の下、自立行動も可能な高レベルサーバント。攻撃だけでなく移動手段としてもかなりの能力を秘める。

大型で、多くの神輝力を消費する為に数多くは呼ぶ事のできない切り札的存在。飛行による高速移動や口から放たれる高出力エネルギー弾など強力な能力を誇る。

【Lv4 オーバーロード・サーバント Valkyrie】

機械の戦乙女の姿をした究極の神輝力召喚型サーバント。人間並みの高い知性を誇り、会話等も可能。自立行動は勿論の事、その戦闘能力は他のサーバントをはるかに凌ぐ。

人間サイズの大きさで、神化状態でなければ召喚できず、3体の同時召喚が限界。下位SFの使用や他のオーバーロード・サーバントの指揮も可能。

装着型特殊サーバント具現化

【Lv1 イクイップメント・サーバント Shield】

神輝力形成装着型サーバントの1つで、大きなシールドの役割を成す。大量に具現化し、味方の盾として使用することもできる。

【Lv2 イクイップメント・サーバント Armor】

神輝力形成装着型サーバントの1つで対神魔装甲の超硬度アーマー。

【Lv3 イクイップメント・サーバント Sword】

神輝力形成装着型サーバントの1つで神魔の物にも切断力が発生する強力な剣。ただし、具現化できるのは約10分の間であり、制限時間をオーバーすると光の粒子となって消える。

その他の特殊能力

【神化モード Lv1】

額のサークレットで抑えているサーバント召喚リミットを、サークレットを外す事により開放する。それにより眼が金色に変化し、頭に天使の輪が出現する。また、背中の翼が機械的な6枚の翼に変化する。神化する事により、全てのサーバント召喚限度数が増え、Lv4のValkyrieを召喚できるようになる。

【サーバント憑依装着】

召喚したオーバーロード・サーバントを自らの身体に憑依召喚し、自らの戦闘能力を高めるという荒業。憑依召喚したサーバントの特徴や戦闘能力をそのまま引き継ぐ事ができる。

ただし、憑依可能時間は約15分でこれを過ぎると強制分離し、次の憑依召喚まで30分のタイムラグが発生する。

 

  融機天使共通設定

融機天使とはネフィリム製造技術を活かし、通常の導天使の品種改良・生体改造を行なって人工的な「熾天使」を作り出すであり、その方法は導天使にネフィリムの機械的な部分を有機結合させる事と、特殊な能力を秘める「エンジェルコア」を埋め込む事により完成する。
ただし、この融機天使を生み出す計画。「メシア計画」はその素体自体は完全にネフィリム技術との融合を果たすが、エンジェルコアの力には今の状態で素体自体が耐え切れないと判断され、一つのエンジェルコアを能力ごとに6つに分け、6体の融機天使を作り出し、この6体の内の1体がその他の5体を葬れるようになれるまで成長をすれば究極の融機天使が誕生すると予測され、プロジェクトは進んでいく。
だが、プロジェクトが佳境を迎える前に実験体の1体である第1融機天使・メキエイルは自らが実験体である事を知り、研究施設のあるテンプルムから脱出。その際に研究施設の一部を破壊。乗じて魔皇達の攻撃もあり、小規模だったこのテンプルムは失墜。

この事により完全にプロジェクトは停止し、神帝軍の中でも覚えているものは誰一人も居なくなった・・・。

 

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